BOLIVIA - 2005 January COUNTRY REPORT -ボリビア
ペルーやボリビアはスリや盗難、強盗といった犯罪がある、ちょっとしたトラブルに会いやすい国でもあります。(注意事項はガイドブックや旅行者からよぉく聞いて下さい。) ペルーに入って以来、比較的大きな街や観光地を周遊してきた私達にとって、ここコパカバーナの空気は、私達の心をリラックスさせるものでした。 ペルーのチチカカ湖沿いの街プーノから約3時間。直通のバスで何事もなく国境※を越えて辿り着くチチカカ湖沿い・ボリビアサイドののどかなプチリゾート町です。 ここはインカ時代の伝説を持つ太陽の島・月の島への玄関口でもあります。
憲法上の首都はスクレです。タンザニアに行ったときも不思議でしたが、この行政上・憲法上は何処どこで、実質は何処どこって、不思議ですね。 さて、ラ・パスは「インディヘナの首都」「街中マーケット」なんて名付けたくなるような街です。街なかのどこに目を向けても露店が軒を連ねる旧市街には特にそのネーミングがピッタリで、民族衣装を着たインディヘナの女性達が逞しく働いています。よく寝てもいます(笑)。 1月末に訪れたラ・パスは、2月のカーニバルに向けて、旧市街の街中では花火や衣装などお祭りに関連する品々がバンバンと売られ、街の悪ガキは水風船を車に当てたりして(お祭り前の恒例行事らしい。)そのムードが高まっているところでした。 南米の多くの国では、カトリック暦の謝肉祭に合わせてカーニバルが行われるので、きっと他のそういった国でも毎年この時期はこうやって盛り上がってゆくんだろうなぁと、ローカルの気分を垣間見ることが出来ました。 ラ・パスは街なかを貫く1本のメインストリートを中心に、西から東へと街は高級感を増して変化してゆきます。人々の佇まいもグッと変わってくるところがボリビアの状況の縮図を見ているようで面白い。東の低い高級地は暖かく、西の高い土地は寒い。坂が多くて、とにかく移動するには必ず坂の登り下りがあって息が苦しい。
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