Country Report -AFRICA- 2004 September
『Cape Town & Cape Peninsula SOUTH AFRICA』
南アフリカ -ケープタウン-
■ 1:アフリカ入り CAPETOWN&CAPE PENINSULA(SOUTH AFRICA) 100日を越えるヨーロッパ紀行を経て、我々の旅は遂にアフリカに入りました。 この旅で最初の南半球入り。南アフリカのケープタウンは雨季の装いを残している9月初旬です。 ヨーロッパ紀行の本当に終盤、「いよいよアフリカだぞぉ!」などと言いながら舞い上がっていた我々は、テントを購入し、千佳子はサファリ帽なんかを買ったりしてヨーロッパの洗練された空気を断ち切ろうと妙に気負っていた訳です。 南アフリカのことをご存知の方は察しがつくかと思われますが、ケープタウンからはそんな我々をあざ笑うかのごとく『アフリカ初心者』の印籠が下されました…。だってここは洗練されたアーバンタウン、我々の想像していた、きっと大抵の日本人が持つ『アフリカ!』というイメージとはずいぶんと違った街だからです。雰囲気は何だかアメリカ西海岸?。そんな中にアフリカ仕様の我々が乗り込んでいったわけです…。トホホ・・・
湾岸都市ケープタウンの良さは何といってもその立地条件のように思えます。 何でも揃った(本当に何でもある)都会であるにもかかわらず、ケープタウンの下、有名な喜望峰を先端とする半島ケープ・ペニンシュラCAPE PENINSULAは、ケープタウンから1時間もかからず下れるにもかかわらず、車で海岸線を流しているだけで鯨やらペンギンやらヒヒやらがわんさか見られる。でもその都度通りかかる小さな町は、まるでカリブを思わせるムード。「何なんだ、ここは…」何だかどこに来てるんだかわからなくなる。 そのままケープタウン、ケープ・ペニンシュラを左手に、東へと伸びている海岸線が南アの有名ビーチリゾートのガーデンルート。西はモーゼル・ベイMOSSEL BAY、東はポート・エリザベスPORT ELIZABETH位までの海岸線沿いは多くの貧富両旅行者がゆるりと移動しながら旅をしています。
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