Country Report -EUROPE- 2004 August
North-Up Route
『GERMANY "Berlin"』

ヨーロッパ 北上編 ドイツ"ベルリン"


■ ここのことをストリートカルチャーと呼ぶのだ!ベルリン BERLIN (ドイツ GERMANY)

ベルリンは面白い!
東西の壁崩壊以来、面白い面白いとは聞いていたけれどもなかなか訪れる機会に恵まれていなかったドイツ、そしてベルリン。

今回の旅でもドイツをアフリカ行きの出発点としようと決めていたので、その準備で全ての時間を遊びきれなかったのも事実ですが、軽く触れただけでそのストリート・カルチャーのパワー、人種が入り乱れる自由さ、何でもありでグチャグチャな事の面白さを感じました。

このヨーロッパ周遊中に我々が通った中で、カルチャー的に最も面白い街を挙げろと言われたら、私はベルギーのブリュッセルとアントワープ、そしてベルリンを挙げます。あ、バルセロナもいいなぁ…キリがないですね。因みに妻はコペンハーゲンにもかなり高得点をつけております。

我々が滞在していた旧東ドイツのミッテ地区がその感想の殆どですが、世界に注目されるカルチャー都市・東京の人間として、チェックしない訳にはいかないでしょう!。



新しいものと古いものがごちゃ混ぜに共存!それが旧東ドイツ地区の面白さ。



とにかく落書き(グラフィティ?)が多くて工事だらけ。ごちゃごちゃ。でもそこが何ともカッコいい。きっとその刺激を求めて刺激的な人が集まって、何ともいえない街の雰囲気が生まれているのでしょう。ベルリンは何といってもテクノの街。今リッチー・ホーティンをはじめ、数多くのテクノゴッドDJはベルリンに住んでいるそうです。



ショップもお洒落で目新しいものいっぱい。インディーズのお店がそれぞれのセンスを競い合っている辺りは日本にも似てますが、もっと主義主張が強い。まぁ彼らは商売度外視なところも多そうですが。



そんな1件で、日本でも海外で流行っていることが話題になった、地下足袋を売っている店発見!それも筋金入りの地下足袋!


旧東ドイツの建物は中庭で繋がっているものが多いのも有名。今や立派な観光名所、そしてショッピング&カフェスポット。


旧東ドイツはアーキテクチャー天国。古い町並みに混じって今をときめく建築物が立ち並びます。さすがバウハウスの故郷!


これまた今や観光名所、旧東側のブランデンブルク門。写真でおばちゃんがまたいでいるレンガのライン、これは昔壁があったところ。今ではその開放感ゆえにその時代を思い起こすことさえも難しいです。


ベルリンの壁跡。今も壁跡の側には、それを超えようとしてなくなった方々の慰霊碑とお墓が残っています。壁のかけらはフリーマーケットで売ってたりもして。


旧東と西ドイツの検問所、チャーリーズ・チェックポイント。壁崩壊後の今、シニカルにも旧東側にはロシア兵の、旧西側にはアメリカ兵の写真が飾られてます(笑)。



ライン川沿いのコブレンツで妻が出会った医学プロフェッサーのクラウスご夫妻宅でドイツビールとともにディナーをいただきました。ドイツの今昔の色々な話をうかがって、大変有意義な時間を過ごすことができました。楽しい時間をありがとうございます!


 

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