Malay Peninsula to South(Malaysia & Singapole)- 2004 December
COUNTRY REPORT -マレー半島南下(マレーシア & シンガポール)

★ マレー半島南下(マレーシア & シンガポール)
  Malay Peninsula to South(Malaysia & Singapole)


バンコクからマレー鉄道で南下開始!

カンボジアから帰ってきた私達は友人との合流が待つシンガポール目指してマレー半島を南下しました。
アジアンリゾート滞在を心待ちにしていた私でしたが、妻のカンボジアでの入院によってスケジュールが変わり、やむなく断念。マレーシアのクアラルンプールとシンガポールのみの滞在と、駆け足で下ってゆくこととなりました。

経路:
バンコクBANGKOK→バターワースBUTTERWORTH(マレー鉄道にて)
バターワースBUTTERWORTH→クアラルンプールKUALA LUMPUR(バスにて)
クアラルンプールKUALA LUMPUR→シンガポールSINGAPORE(バスにて)

マレーシアのバスは世界一快適!飛行機のビジネスクラスのイメージ。


■ マレーシア首都クアラルンプールにて @Kuala Lumpur, Malaysia
マレーシアは今回の周遊中是非訪れたかった国。
世界各地で出会ったマレーシア人の、その国際的な感覚に大変興味を引かれ、どんなところか、どんな人達がいるのか、何とか少しでも触れてみたかったのです。そういった訳で立ち寄ったのが首都クアラルンプール、通称KL(ケーエル)です。


KLの街はバンコクにも増して、いや遥かに近代的でした。そのピカピカ加減は日本の大都市を凌ぐといっても過言ではありません。


近代的な街。近代的な地下鉄、超高層ビル、整然とした屋内マーケット、世界の有名DJを迎えるCLUB ZOUKとKLタワー、そしてデパート街。





多民族国家であるマレーシアの首都。今風なビジネスマンや若者も多くいるし、イスラム教国家ゆえに頭にスカーフを巻いている若い女性、インド人も多い。最も興味のあった人々の会話に耳を傾けてみます。中国語、英語、マレー語、ヒンドゥー語…。

文化色々。インド人街。でもここのインド人はイスラム教の人多し。写真は昼のお祈り中。そして活気あるチャイナタウン。ブランド品そっくりの物や旨い食事にもここでありつける。スカーフを被って最新のショッピングモールでお買い物するマレー系の若者達。



あれっ、でも何だか気になる若者達が。…マレーシア人同士が英語で話している。同じ中華系やマレー系の顔同士なのに?ガイドブックには公用語はマレー語や中国語って書いてあるのに?!
そこでデート中の英語で喋っているカップル3組にアンケートしてみました。それに対し3組ともほぼ同じ答えが返ってきました。

Q「何で君達は英語で喋っているの?」
A「えぇっ?何となくかなぁ。」

彼ら彼女らが言うには、マレーシアではメディアで使われる言葉も英語が非常に多いし、マレーシア人は大抵母語と同様に英語が喋れるので、何となく英語を選んで喋っているのだとか。それにしても不思議だったのが、そんな質問をしている最中にあるカップルに電話がかかってきた。電話相手は彼氏の親御さんのようでしたが、彼は電話口では中国語で会話をした。その電話を彼女に代わると、何と彼女も中国語で会話している。電話を切るとまた2人は英語で会話し始めるのでした。う〜ん、100%日本育ちの私にはその感覚、理解不能!

P.S. もちろん英語が堪能でない人もいますのであしからず。英語の映画を見た時、字幕はマレー語と中国語(マンダリン)の両方が書かれていた。映画によっては3ヶ国語字幕になるらしい、画面狭し。


こんな背景を持ったマレーシア、KLの人達、旅の先々で出会ったあのインターナショナルなオーラ、何となく理解できた気がします…?




■ シンガポールに到着 SINGAPORE
シンガポールはマレー半島の発展を凝縮したような国!
何もかもが整然としてピッカピカ、人々はモダンで、幸せそうに暮らしていました。


未来都市、ピッカピカな地下鉄駅。



日本から来た友人との待ち合わせ。

友人の泊るホテルのフロントで会おうということになっていたので、何の疑いもなく住所を辿って着いたそこは5つ星ホテル。何も知らずに小汚い格好でバックパックを背負っていった私達がかなり浮いていたのは言うまでもありません。

シンガポールの中心地には素敵な高級ホテルが立ち並び、ドレスを着てパーティーに行く人や、スーツをビシッと来た格好良いビジネスマンがリムジンを乗り付けたりと、他のアジアでは見ることの出来ない様な光景をたびたび目にします。

友人達が泊ったメリタス・マンダリンホテルと部屋からの眺め。





気を取り直して、我が妻含むギャル陣と共に街へ繰り出しました。
ショッピングへLET’S GO!、写真は学生時代からの友人カッチンと森ちゃん。クリスマス前のシンガポールは正にショッピング天国。メイン通りのオーチャードロードもご覧の華やかさ。夜はシンガポール庶民の食の王道、ホーカーズにて。ホーカーズとは街の美化に厳しいシンガポールが、街中の屋台を廃止し、その代わり作った屋台村、といったところ。




高層都市に囲まれた中華街。シンガポールともなると中華街さえも清潔です。洗練された中華雑貨がセレクトされた店も多く、ショッピングも楽しいところ。旨い飲茶をたらふく食らうの図。




インド人街もシンガポールの手にかかると相当清潔です。ただしそこはさすがインド人、他の地区とは一味違います。街に爆音で流れるインド音楽、色とりどりの民族衣装、インド飯。インドの匂いが隠せないこの地区は国がシンガポールなだけにかなり目立ちます。




シティホール近辺、リバーサイドはきらびやかな世界。マーライオンは昼間見た人からは不評が多いので、夜、夜景と共にご覧ください。リバーサイドで海鮮をかっ食らうの図。




美味しく贅沢な食事、お買い物と、久々の贅沢を満喫した私達。ワザワザ日本から尋ねてきてくれたカッチンと森ちゃんにも感謝です。

節約できるところは節約しながら旅している私達ですが、シンガポールはそんな私達の耳元に「お財布の紐なんて気にしないで、ドンドンやっちゃお!」という甘い誘いが囁きかけられているような、怖いところです(笑)。





■追記

「シティ・リゾート」のネーミングはシンガポールに正にピッタリ。整備された緑が溢れる街並、整然としてきらびやかなムードの中で人々が生活をしています。

人々は大変オープンな性格な人が多く、英語かマンダリンが第一言語、国民の大半を占める華僑の人々は大抵どちらも話せ、インターナショナルな感覚を持ち合わせていました。

こんな小さな国に世界中からの人が集まっており、ここが世界一差別や偏見がない国といっても間違いではなさそうです。

 

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