Kingdom of Netherlands 2004 July

★ オランダ NETHERLANDS

ブリュッセルからアムステルダムへ向かう旅路であった方が"この世の果てみたいな所やろ"ってアムステルダムのことを言っていました。"最っ低、そして最っ高の街だよね"っていうニュアンスだと我々は受け止めてます…。そんなアムスにKENT再来。初上陸の妻とママさんは開いた口がふさがらぬご様子。

■アムステルダム AMSTELDAM


飾り窓にコーヒーショップ、自転車道路に美しい水路と、正にこの世の果てみたいな世界が共存している街。

 
アムスは運河沿いをあてもなくそぞろ歩くのが気持ちよい。疲れたらそこかしこにある雰囲気の良いカフェで一休み。

アムスは青空市MARKETが楽しい。ムント広場近くの花市とワーテルロー広場の蚤の市は誰でも絶対楽しめます。

忘れてはならぬオランダ・アムス名物、コーヒーショップと飾り窓。飾り窓地区は本来の目的?を越えて観光地、是非行きましょう。スリに注意。コーヒーショップは街の何処にでも存在。この国ではおみやげ物屋にもマリファナが売っています…(知らない人のために:オランダはマリファナ合法です。)

そして合流していたママさんともここでお別れ。現世へと帰ってゆきました。何故か涙ぐむいい年した2人。




■ ロッテルダム ROTTERDAM
アムステルダムから夫婦別々の場所へとワンデイトリップ。KENTはロッテルダムへ。近代建築が有名な街ですが、そのつかみ所の無さはどこか日本を思い起こします。


建築ファンならどこかで見たことのある建物もチラホラなはず。正直、私には妙に奇をてらった作りがあまり好きになれない部分も多かったですが、建物は街の一部として確実に機能しておりました。

その昔、ロッテルダム・トランスまたはギャバという名の音楽を生んだ街だけに、レコード文化はしかと根付いている。そのBPM180を越えるハイスピード4つ打ちのクレイジーな音楽が生まれた訳も、この街のつかみ所の無さから察するに分からないでもない。

ロッテルダムのカルチャー地区。日本にはインフォメーションが少ない街なので、私の知った限りのプチ情報を少々。
駅のロータリーより南に5分下ったところのNIEUWE & OUDE BINNENWEGは買い物通り。NIEUWEはカルチャー寄り(レコ屋有)、OUDEはより商業的。
BINNENWEGから更に2〜3分南のWITTE DE WITH通りはNETHERLANS FOTOMUSEUMの基に小さなギャラリーやらが集まる、今後注目のスポット。
駅から東に20分強、O'PAZZO近辺はお洒落なカフェが多く、そこから伸びるPANNE KOEK通りもちょっと楽しい。
ロッテルダム名物ERASMUS橋の北の袂、BOOMPJES通りには人工のビーチがあり、そこで木曜日にDJがプレイする。ロッテルダムのお洒落っ子が集まるそう。




■ ザーンセ・スカンス ZAANSE SCHANS


アムスから列車で約20分という立地で、オランダらしい風景が全部見られる人工の村。何処までも平坦な草原、赤やグリーンが可愛らしい家、牛や羊もいてメルヘンな気分になれる。実際、風車小屋に入ってみると、風力を実感でき、木靴をはいた番人も風情がある。ベンチに腰掛けて、新鮮な牛乳で出来たソフトクリームを食べてみるのも良い。
《以上、CHIKAKO談》


■ フォーレンダム VOLENDAM

アムスからバスで約30分、何処までも平坦なオランダの平原を車窓から眺めつつ、スッと現れるのがフォーレンダムの町。時間とお金があったらバス停近くの民族博物館によるのも良し。昔の生活の様子を再現したマネキンが何処か笑える。

さて、メインはバス停から徒歩5分、小さな港に出よう。もともと漁村なのでそこここに手軽に食べられるシーフードの露天やレストランがある。名物のニシンのオイル漬けとハイネケンビールは旨い!!
みやげ物屋のおばちゃんの民族衣装姿(観光のために頑張って着ている)を眺めながら、ここまで来たら民族衣装を着た写真を撮ってみるのもお勧め。2人で15ユーロのオプションだ。
《以上、CHIKAKO談》



■ そして現世へ戻る我々…

 

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