PERU - 2005 January
COUNTRY REPORT -南米ペルー 首都クスコ

ペルー   Peru



インカ帝国の首都クスコ CUZCO
 



19時過ぎのバスでリマのクスコを出発。しばらく読書をしているとすぐに眠くなり睡眠に入る…山道を蛇行しながら凄い勢いで登ってゆくのを感じる…何ともヒドイ耳鳴りで目を覚ます。朝の7時。意識もうろうとした状態で止まった村にて用を足す。また眠る…昼の14時過ぎ、到着。体がだるくて猛烈にむくんでいました。ちょっとした坂道を歩くだけですぐ息が切れて頭が痛くなる。

ここはインカ帝国の首都であったクスコ、アンデス山脈真っ只中の街。海岸部のリマから標高3360mのところまで一気に登ってきたわけです。自分の体に過信していた私は軽い山酔い、高山病にかかったわけです。(妻は全然平気でした…)

ここに着いて、「ペルーに来たなぁ!」とつくづく実感。

街には民族衣装に身を纏うインディヘナ(先住民族)の人々がググッと増え、街並は昔の繁栄の面影を残したままの味わいある佇まい。

雨季である1月のこの時期は日がかげりがちで寒く、フリースとジャケットに身を包む必要がありました。山酔いもあいまって、シャキッとしない意識のまま街を散策したのでした。


5夜到着した私達がまず目にしたのは大きく美しいアルマス広場Plaza de Armasでした。





アンデス山脈名物の食べ物・飲み物。クスコ原産ビール、CUSQUENAクスケーニャの白と黒、黒は甘く感じて好評。ラクダ科のアンデス名物の動物アルパカの肉、毛糸は織物に、肉は食べ物に。そしてアンデスの高級肉クイ、日本で言うところのモルモットの姿焼き、食べるところが少ない。




私達が訪れた中でも最大級の驚きをもったマーケット、中央市場Mercado Central。特にミートマーケットのえぐさは特筆に価する。中央市場の周りには日用品や土産物などのマーケットもあり賑わいを見せる。






街はインカ時代の面影に溢れる。太陽の神殿跡Qorikancha、12角の石。針一本も通せぬ精密さで作られたというこれらの「インカの石組み」は必見。







 

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