Cuba (Santiago de Cuba) 2004 March

★ サンティアゴ(キューバ)

キューバ第2の都市、カーニヴァルで有名な街サンティアゴ。歴史好きな人にとってここはホセマルティの墓があったりモンカダ兵営があるキューバ革命発端の街。ハバナでもレストランやバーで手軽に聴けるソンが生まれたのはこの街だそうで、確かに活気があってサルサ色濃厚なハバナの夜と比べ、サンティアゴの夜はソンが主流の味わい派。

3/15〜19に行われた音楽フェスティバル"Pepe Sanchez Festival"目当てで来たので観光にあまり労力は費やしませんでしたが、とはいえ観光スポットが多いわけではないのでさらっとお手軽に観光できました。街の中心セスペデス広場Parque Cespedes近辺と、空港近くにあるモロ要塞Castillo del Morroが主な見所。

ハバナと比べると街の作りがずっとゴチャっとしており、道幅も、人との距離も近くなる。その分下町的な味わいある生活の一面も垣間見ることが出来ます。

 

コンパクトな街並。中心地を外れると急な坂道も多い。

 

民家の方では滑車に乗せて行商する人が行き交う。
滑車の音はかなりうるさい・・・。

 

物価がハバナより6〜8割安い。食費や宿代はハバナよりかなり楽になります。
キューバの西の端、Pinar del Rioが葉巻の産地だけに、東の端サンティアゴに来るとハバナと比べて格段に葉巻屋が減る。個人売りの葉巻は本物そっくりでも大抵偽物らしく、偽物を買うことは犯罪で観光客も罰せられるので、銘柄葉巻を買う際はハバナの方がぐっと便利。
ハバナでは何処でも比較的簡単に拾えるタクシーだが、サンティアゴでは事情が違う。何処かまで行くのはセスペデス広場で簡単に拾えるが、帰りのタクシーが言った先にない事多し。遠出する際はそこからの帰りの足も確実に考えてからタクシーに乗りたい。
人との距離が近い、すなわち悪い輩もすぐ近い。ハバナより絡んでくる如何わしい輩が多く、治安もよろしくない。特にセスペデス広場から1km弱行くと治安の悪い地区なので重犯罪にも要注意。(ハバナからの長距離バス"Viazur"はその辺りに到着するので、バス停から歩いて街まで行って宿探そう、ということは避けるべきだと思います。夜なんかは特に。因みにハバナからのバスは、ハバナ夜発サンティアゴ昼着意外は早朝または深夜到着なので、昼着便がいいのではないかと思います。)

 

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