Turkey 2004 May

★ トルコ 中東圏最後の国となるトルコTurkey。こんなに素晴しい国とは…。旅行者の五感を全て満たす要素を詰め込んだこの国の魅力を私達の感じた限り、手短にご紹介します。(Web Masterに｢内容が長すぎ!｣と怒られましたので…) トルコの田舎に住む女性の衣装。 ○シリアのダマスカスから国境を越えてトルコに入った我々の旅程は、 →カッパドキア Kappadokya (ギョレメ村) →パムッカレ Pamukkale (パムッカレ村) →マルマリス Marmaris →イスタンブール Istanbul シリアから国境を越えてすぐに、肥沃な大地が広がり始める!あぁ、トルコは豊かだなぁ… ○ カッパドキア Kappadokya 世界でもここだけの奇岩・不思議な地形で有名なカッパドキア。もちろん世界遺産。ここは宿泊する場所が既に世界遺産のかなにある街で、宮崎ハヤオ映画の世界に訪れている気分! ギョレメ村名物ケイブ部屋 (@Dream Cave Hotel)。奇岩に直接穴を掘ったところに泊まれます。 カッパドキアの奇岩。丘から見る夜景も最高。 この地方は陶器・絨毯の生産地としても有名。工場を見学できます。 カッパドキアは広い! 南側の見所は地下都市とウフララ渓谷。 地下都市は古代キリスト教徒が作ったもの。人間と自然の素晴しさを同時に体験。 ○ パムッカレ Pamukkale 温泉が作り出した真っ白な石灰岩が生み出す幻想的な世界、パムッカレ。しかし最近は過剰なリゾート開発により温泉が年々出なくなっているそう。大変悲しいことです。ただしここは石灰岩もさることながら、自然と遺跡が最高に美しく調和していて、その点もここの大きな魅力だと感じました。 これが名物石灰岩! 夕陽を浴びた石灰岩も美しい。 石灰岩の頂上は遺跡都市。写真のプールは欧米人が詰め掛けるローマンプール。プールの中に遺跡が沈んでます! 高額&あまりの人口密度により入水やめました…。遺跡めぐりはハイキング気分で最高に気持ちいい。 隠れ洞窟温泉にて（洞窟というより用水路？） ○ マルマリス Marmaris トルコの西海岸沿いは欧米では有名なリゾート地。不思議な海岸線の地形や数々のアクティビティが魅力。ここは欧米では有名なのにもかかわらず日本人観光客は殆ど訪れない穴場。 マルマリスの街並。ハーバーには数百台のヨットやクルーザーが停泊し、ツアーやアクティビティの呼びかけをしている。夜はレストランも無数に並ぶ。ビーチも数キロに渡って続く、かっこいいリゾート。 マルマリスは近郊に見所が多い。ここはセルビス(小型バス)で20分程のところにある、泊まったホテルのお兄さん一押し、イチマラーのゴールデンビーチ。 マルマリスの近郊Dalyan&Caunosツアーにて。デッキチェアーで寝転びながらのクルーズは最高。小型船に乗り換えて向かう、クレオパトラ伝説が残る泥風呂は体験の価値大!みんな大ハシャギ!!美容によろしい。このツアー、時期によっては海亀が卵から海へ帰る姿を見られます。 ○ イスタンブール Istanbul 訪れた旅人が口を揃えて｢こんな素晴しい街とは｣と思わず絶賛する街。そのロマンチックな街並、活気ある人々、世界三大料理に数えられるトルコ料理、などなど…。底知れぬ言葉では言い表せない魅力に、ついつい長居する人、リピーター続出！何日あっても足りません。 イスタンブール代表ブルーモスク。行けばその偉大さ美しさに圧倒されます。昼と夜両方必見。 イスタンブールの公園で踊る子供たちです。 さばサンド。旨いです本当に。ガラタ橋旧市街側のフェリー乗り場近辺にて食べられます。お好みで玉ねぎを加えて。 ガラタ橋。橋の上では平日休日問わず釣り人だらけ。橋の下にはレストランが並び、サンセット時はいいムード。 新市街イスティクラール通り。ブティック、CDショップ、楽器屋、映画館・・・いわゆるイスタンブールの都会を凝縮した面白いところ。トラムも走っていい雰囲気。通りの脇道の魚市場ではお安くムール貝の串揚げやら海産物が食べられて至極幸せ… 滞在時期が丁度サッカーのトルコリーグ最終節と重なり、観戦しました。既に優勝を決めていたフェネルバフチェの試合、イスタンは街中フェネルバフチェ一色。そして試合が始まると…トルコの観客は最高熱いっ!!試合数時間前から総立ちで応援し続け、発炎筒焚きまくり…。私は帰り道のマクドナルドで胴上げされ、トラムの中では一緒に応援歌を熱唱した… まだまだ見所色々切りなし…。クルクル回る名物スーフィー舞踊、お湯に浸からぬトルコ風呂のハマム、グランドバザール… …とまぁ、今回も短く書こうにも書けませんでした。何といっても魅力が360度取り巻く国、悪いところが見えてきませんでした。観光・食・そして人々全て最高。旅行好きは死ぬまでに一度は行かねば後悔しますよ! P.S. トルコの地球の○き方には結構トルコの犯罪について書かれています。ただし我々の感想としては、旅行者としての当然の注意をしていれば大抵防げることばかりだと感じます。大抵のトルコ人は親日家で、日本が好きで日本語を話せる人も多いので、過剰な警戒によって日本の旅行者がトルコの人に失礼のないことを願います。これは中東全体にも同じ様に思いました。

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